2025年7月、愛知県名古屋市南区笠寺町にOPENする新刊書店ブタコヤブックスのオンラインショップです。
16年間勤めた小学校教諭を退職し、本屋を構えます。
教育、子育て、絵本、エッセイなどを中心に扱う、子どもや、子どもの周りにいる人たちのことを考える本屋です。
随風02(新刊予約・著者サイン入り(ランダム))
¥1,980
予約商品
随筆復興を推進する文芸誌『随風』 創刊号は刊行後たちまち重版となり話題をさらった。 今号は執筆陣にpha、古賀及子、花田菜々子、絶対に終電を逃さない女、佐々木敦らを迎える。 【目次】 巻頭随筆 宮崎智之 随筆特集 テーマ「好奇心」 アサノタカオ 磯上竜也 今井楓 オルタナ旧市街 清繭子 古賀及子 早乙女ぐりこ 杉森仁香 絶対に終電を逃さない女 西川タイジ 花田菜々子 pha 吉田棒一 わかしょ文庫 批評 柿内正午 佐々木敦 和氣正幸 インタビュー 村井光男(ナナロク社) 編集していない編集者の編集後記 吉川浩満
随風01(著者サイン入り(ランダム))
¥1,980
【内容紹介】 文学フリマや独立系書店の店頭を席巻する随筆/エッセイムーブメントに呼応する文芸誌、ついに創刊! 本誌『随風』は書き手/読者の随筆にかける思いに寄り添って船出する小舟です。 随筆の風が吹く限り、どこまででもともに旅しましょう(年2回刊行予定)。 【目次】 巻頭随筆 宮崎智之 船出にあたって 平林緑萌 随筆特集「友だち」 浅井音楽 海猫沢めろん オルタナ旧市街 かしま 岸波龍 早乙女ぐりこ ササキアイ 作田優 鈴木彩可 竹田信弥 友田とん 西一六八 野口理恵 批評 柿内正午 仲俣暁生 横田祐美子 座談会 城崎にて、香川にて 森見登美彦 円居挽 あをにまる 草香去来 編集していない編集者の編集後記 北尾修一
ANIMAL SKETCH
¥1,200
名古屋の東山動物園にいる動物たちを、鮮やかな色づかいでスケッチした一冊。 スケッチだけではなく、動物についての情報や、作者目線のコメントも入っていて、読み物としても楽しめる。 遠足に行く前の教室に一冊あったら盛り上がる気がする。
涙の箱
¥1,650
ノーベル文学賞作家ハン・ガンがえがく、大人のための童話 この世で最も美しく、すべての人のこころを濡らすという「純粋な涙」を探して 昔、それほど昔ではない昔、ある村にひとりの子どもが住んでいた。その子には、ほかの子どもとは違う、特別なところがあった。みんながまるで予測も理解もできないところで、子どもは涙を流すのだ。子どもの瞳は吸い込まれるように真っ黒で、いつも水に濡れた丸い石のようにしっとりと濡れていた。雨が降りだす前、やわらかい水気を含んだ風がおでこをなでたり、近所のおばあさんがしわくちゃの手で頬をなでるだけでも、ぽろぽろと澄んだ涙がこぼれ落ちた。 ある日、真っ黒い服を着た男が子どもを訪ねてくる。「私は涙を集める人なんだ」という男は、大きな黒い箱を取り出し、銀の糸で刺繍されたリボンを解くと、大小、かたちも色もさまざまな、宝石のような涙を子どもに見せた。そして、このどれでもない、この世で最も美しい「純粋な涙」を探していると話す。男は子どもがそれを持っているのではないかと言うのだが――。 「過去のトラウマに向き合い、人間の命のもろさを浮き彫りにする強烈な詩的散文」が評価され、2024年にノーベル文学賞を受賞したハン・ガン。本書は童話と銘打ちながらも、深い絶望や痛みを描き、そこを通過して見える光を描くハン・ガンの作品世界を色濃く感じられる作品です。 幸せな出会いが実現し、日本語版の絵はハン・ガン自身、長年ファンだったというjunaidaさんが担当。ハン・ガンが、「読者それぞれのなかにある希望の存在」としてえがいた主人公や、どこともいつとも特定しない本作の世界を美しく描き、物語とわたしたちをつないでくれます。 2008年、韓国で発売され、本国では子どもから大人まで幅広い年齢層に愛されている本作。ハン・ガン作品との出会いにもおすすめの一冊です。 「きみの涙には、むしろもっと多くの色彩が必要じゃないかな。特に強さがね。 怒りや恥ずかしさや汚さも、避けたり恐れたりしない強さ。 ……そうやって、涙にただよう色がさらに複雑になったとき、ある瞬間、きみの涙は 純粋な涙になるだろう。いろんな絵の具を混ぜると黒い色になるけど、 いろんな色彩の光を混ぜると、透明な色になるように」 ―本文より― 涙をめぐる、あたたかな希望のものがたり。
入院しててもつくってた
¥1,100
ブタコヤブックスを設計した建築士・宮本さんによるブタコヤ作りの裏側&入院生活88日間の記録、エッセイ+マンガ集。 ブタコヤブックスをわたしたちと一緒に作っている途中に、なんと、突然の入院。ブタコヤづくりのリーダーを失った私たちに暗雲が立ち込め始めるが、宮本さんはなんと病室から指揮をとります。 店主船張がブタコヤをDIYした際に教科書にした、宮本さんから伝授した秘伝の書がたくさん掲載されています。これを読んでからブタコヤの内装を見てみると、また違う見方ができるかも。ブタコヤ作りの伴奏者から見た、この本屋ができるまでの店主の葛藤や様子もよくわかります。 病室のベッドに倒れても、建築士の魂は休みません。入院していた部屋の実測図まで載っています。いや、安静にしましょうよ。建築士が過ぎるのよ!
バナナおいしくなーれ
¥1,320
バナナがおいしくなるおまじない、さあ、いくよ! バナンチョ バナンチョ おいしく な~れ~ バナンチョ バナンチョ するるん ばあ! さーて、バナナはおいしくなったかな……? ところが、皮をむいてびっくり! 中にはなんと、ソーセージ!? まあいいや、パクパクパク…… さてさて、つぎはちゃんとバナナがでるかな? 「びっくり!」、「おいしそう!」、「おもしろい!」の三拍子で、親子でわいわいもりあがれる絵本です!
ぐるぐるカレー
¥1,100
矢野アケミ/作 丸の中に、野菜などを切りながらどんどん入れていきます。全部入ったら、ぐるぐるぐる〜! おいしいカレーの出来上がり。
おんぶーぶー
¥1,320
ブタコヤブックスにて8月16日(土)まで、こちらの『おんぶーぶー』の原画を飾っていました。 つぎからつぎへといろんなのりものがやってきて、みーんなおんぶ! さいごにはダイナミックなしかけつき。 のりもの×スキンシップのあかちゃん絵本です。
複業ZINE
¥1,100
終身雇用は崩壊、非正規職が増大し、年金は当てにならず、いまや「死ぬまで働く」が当たり前。先行き不安な社会情勢が続く中、本業のかたわらにする副業ではなく、いろいろな仕事を並行して行う「複業」を選ぶ人が増えている。やりたいことだけでは生活できない/できることを増やすために/持続できる働き方を模索してetc. 15人の複業から浮かび上がってくる、仕事の現在、社会の姿。gasi editorial第8弾! 【目次】 今はどうにかなっているけど 小沼理 あなたの複業おしえてください フリーランスフォトグラファー×ライフワークの撮影や活動×アルバイト hikita chisato 僧侶×非常勤講師×マーケティングの業務委託 鵜飼ヨシキ 介護職×イラスト制作や在宅ワーク×フリマアプリ出品 ゆか 編集者、ライター×古物商×夜間救急受付 浅見旬 出張保育×お弁当販売×アート・デザイン活動 森梨絵 作家アシスタント×フリーライター、編集者 岡田有紀 ブランド・店舗運営×図書館カウンター×清掃×テニスコートの整備 高橋 翼 ライター×ベビーシッター×ペットシッター×うさぎ専門店のバイト 長田杏奈 ライター×コミュニティマネージャー×ラジオパーソナリティー×イベントMC×カメラマン×ハウスマスター×一日カフェ店員など 平野 蒼 空調メンテナンス会社×アーティスト×書籍の蒐集家 匿名 会社員×韓国語通訳・翻訳・コーディネート Mikhopper コンサルティング事業×訪問介護事業 吉田貫太郎 本屋×町議会議員×田畑×執筆 モリテツヤ 複業は高みを目指さず―アマチュア主義でやっていく 山本佳奈子
過去の学生
¥1,980
つまらないわるぐちは、こうやって、こうやって、こう! 小説やエッセイの書き手として、モデルとして、ラジオパーソナリティとして…多方面で活躍する気鋭の作家が、幼い頃の学校生活から30歳での韓国留学まで、「学校」をテーマに綴る初のエッセイ集。規範の中で、自分の芯をもちつつ、ゆらゆら生きるには? 装画・挿画:坂巻弓華
tupera tuperaのアイデアポケット
¥1,760
アポ~~~、こんなふうに絵本つくるの? 75の工夫と発想で、仕事も生活もユーモアあふれる日々に! 「主人公」「うんこ」「プレゼント」「おにぎり」「鉛筆」・・・アポ(アイデアポケット)さんがくりだす75のキーワードを入り口に、大人気クリエイティブユニットが創作のコツをたっぷり語ります。tupera tupera初の読みもの! 中川 すごく良いアイデアが出た時も、アイデアのタネ(ネタ)を一旦ポケットに入れておきます。 亀山 ポケットからすぐ取り出すタネもあれば、ガサゴソ探している時に、ぽろっと出てくるタネもある。 二人 何かを考える際のタネや、毎日がちょっとおもしろくなるヒントに!
おそるおそる育休
¥1,870
昭和生まれ人気アナ、仕事ひとすじ30年。50歳前に…。 ふと思い立って、育休を取ってみました。 イライラ、わくわく、七転八起… それでも断言! 「たいへんやけどおもろいで」 ・いや、マジ家事終わらんな ・給料減るの? 職場に居場所は残る? ・育児「休暇」ちゃうで! ・俺、自分の子どもにイラっとした? ・妻と喧嘩になったら… ・やっぱりきた、赤ちゃん返り ・兄弟を競わせていいのかな ・神経痛、骨折、コロナ禍、満身創痍… 男性が育休を取ったというと、それなりの主義主張やポリシーがあるように思われるかもしれませんが、三人目はたいへんやなぁ、ちょっと休んだほうがいいかもな、と思って育休を取ると決めたはいいものの、ふと我に返れば、え、本当に休んでいいの? 給料減るの? 役に立つの? 周りはどう思う? 帰ってきたときに会社に居場所ある? などなど、戸惑いまくりの恐れまくり。(…)本当に「おそるおそる」だったのです。 ――「はじめに」より
好きよ、トウモロコシ。
¥1,650
【内容紹介】 「読み終えてタイトルの意味がわかった瞬間に涙」「なつかしい記憶がよみがえる」 SNSで大反響! 書店員からも熱い推薦コメントが続々。 心の機微やノスタルジーを繊細に描く文章に定評があり、Webメディアを中心に人気を集めるエッセイスト 中前結花の初エッセイ集です。 書き下ろしを含む全14編を収録。装画、挿絵は、イラストレーターの北村人。 【著者紹介】 中前 結花 (ナカマエ ユカ) (著) 兵庫県生まれのエッセイスト・ライター。3歳から絵日記で毎日をつづり始める。2010年に上京。会社員を経て独立し、現在は多数のWebメディアで執筆中。本書が初のエッセイ集となる。
受験生観察日記 -高校美術科を目指す息子を観察した日記-
¥700
【内容紹介】 愛知県に二校しかない高校美術科を受験するという、特殊な受験をした著者の息子を半年間観察した日記本。 【著者紹介】 犬飼愛生(イヌカイアオイ) 詩人/エッセイスト。詩集『手癖で愛すなよ』/詩集『stork mark』にて小野十三郎賞受賞/関西詩人協会会員/エッセイ集『それでもやっぱりドロンゲーム』
城崎にて 四篇
¥2,530
【内容紹介】 「城崎は、カニがうまい」 大和八木駅近くの焼き鳥屋に、奈良県ゆかりの作家が何人か集まり、しょうもない話をしていたときのことである。森見登美彦氏の何気ない一言をきっかけに、われわれは城崎温泉を訪れることとなった。宿は川口屋城崎リバーサイドホテル。カニ料理のフルコースに舌鼓を打ち、遊技場でスマートボールや射的に興じ、ロープウェイに乗って温泉寺に詣で、城崎文芸館を訪問した。実にユカイな旅行であり、その旅の思い出としてここに本書を刊行する。 装幀・川名潤 【著者紹介】 森見登美彦 (モリミトミヒコ) (著) 1979年、奈良県生駒市に生まれる。小説家。『太陽の塔』で日本ファンタジーノベル大賞を受賞してデビュー、最新作は『シャーロック・ホームズの凱旋』。好きな食べ物はチャーハン。城崎にて人生初のスマートボールを楽しむ。 円居挽 (マドイバン) (著) 1983年、奈良県奈良市に生まれる。小説家としてデビューしたが近年はゲームシナリオや漫画原作の仕事ばかりしており、本業が解らなくなりつつある。好きな食べ物はラーメン。城崎にて5杯分の蟹を貪り喰った。 あをにまる (アヲニマル) (著) 1994年生まれ。奈良県出身、在住。「ファンキー竹取物語」が、はてなインターネット文学賞・大賞を受賞。同作を収録した『今昔奈良物語集』にて、2022年に作家デビュー。現在は地元奈良でWebライター、ラジオパーソナリティ等の活動も行っている。城崎にて、テンションが上がり過ぎて集合時刻の2時間半前に到着した。 草香去来 (クサカキョライ) (著) 1982年、奈良県北葛城郡新庄町(現・葛城市)に生まれる。現在は本業のかたわら細々と文筆を行う。漫画『半助喰物帖』(講談社)の原作も担当した。好きな食べ物は餃子。城崎にて、カメムシが服にくっついて大変な目に遭う。
私が私らしく死ぬために 自分のお葬式ハンドブック
¥1,430
【内容紹介】 最新の遺体処理から安楽死まで。 あなたは、いつ、どこで死ぬでしょう。 よりよく生きるために知っておきたい「死ぬ」ということ。 一章 死ぬ直前のこと 二章 死んだあと、すぐのこと 三章 私らしく死んでいった人たち 四章 明日も前向きに生きるために 死ぬときの呼吸のこと、食事のこと。宗教のこと、費用のこと、お墓のこと。うんざりするような「決まりごと」と、これからの私たちのこと。たくさんの事例を紹介しながら綴るルポルタージュ。
IN/SECTSvol.18 特集「THE・不登校」
¥2,420
【内容紹介】 文部科学省発表の「令和5年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果の概要」によると不登校児童の総数は11年連続で増加、過去最多となっている。ちなみに、不登校とは、文部科学省の定義では"心理的、情緒的、身体的あるいは社会的要因・背景により、登校しないあるいはしたくともできない状況にあるために年間30日以上欠席した者のうち、病気や経済的な理由による者をのぞいたもの"となっている。 今号ではその年々増加の一途を辿っている不登校について考えてみた。 そのきっかけは、編集部の周辺でも不登校児童がいる家庭が増えているという話を聞いたからだ。商売人の子、会社員の子、ライターや写真家の子、フリーランスの両親の子、様々な状況の家庭で不登校児童がいる。それは自分たちが親になったことも大きく関係しているとは思うものの、社会問題としての認識もたかまっているように思う。かくいう小誌編集長の子も不登校だ。 とはいえ、実際に当事者になってみるまで、それがどのような状況なのかはわからない。つまり知らないことが多すぎるということも今回取り上げてみたいと思った理由でもある。当事者になって初めて知る悩みや思考に加えて、不登校というと何か後ろめたい、そんな気持ちにもなるだろう。実際に、不登校児童本人もそう思っているところが少なからずあるようだ。 そこで、学校に行かないということがそもそもどのようなことなのか、不登校は後ろめたいことなのか、みんなにとって学校とは? などの考えるきっかけになればと、不登校児童の親、不登校経験者、学校の先生、そして、不登校児童を中心にいろんな人たちと話してみた。 さて、みなさんにとって学校って? 不登校とはどういうことなのか、一緒に考えてみましょう。
「寝ないと病気になる」
¥500
本屋lighthouse関口竜平さんによる、こだまさんをモチーフにした往復書簡&写真集です。
起立、気をつけ、今から本屋を始めます。/ブタコヤブックス
¥880
◆内容紹介 小学校の教員を16年間勤めた著者が本屋を始めようと決意してから、物件を決定し、小学校教諭を退職するまでの期間に書き溜めた開業日記を、一冊の本にまとめました。 表紙のブタさんの絵は、バナナジュースをご馳走するという条件と引き換えに、娘が描いてくれました。裏に潜むブタさんは、便乗した息子によるものです。 ◆著者紹介 船張真太郎(フナバリシンタロウ)(著) 愛知県名古屋市の新刊書店「ブタコヤブックス」店主(令和7年7月OPEN)。16年勤めた小学校教諭を退職し、書店経営と小学校の非常勤講師を両立する新たな道へ進むことを決意。店舗オープンに向けて、ZINE『起立、気をつけ、今から本屋を始めます。』を制作。会議中に栗を食べ、叱られることが多い。
【シールセット】起立、気をつけ、今から本屋を始めます。
¥1,100
※ こちらは本とシールがセットになっている商品です。 ◆内容紹介 小学校の教員を16年間勤めた著者が本屋を始めようと決意してから、物件を決定し、小学校教諭を退職するまでの期間に書き溜めた開業日記を、一冊の本にまとめました。 表紙のブタさんの絵は、バナナジュースをご馳走するという条件と引き換えに、娘が描いてくれました。裏に潜むブタさんは、便乗した息子によるものです。 ◆著者紹介 船張真太郎(フナバリシンタロウ)(著) 愛知県名古屋市の新刊書店「ブタコヤブックス」店主(令和7年7月OPEN)。16年勤めた小学校教諭を退職し、書店経営と小学校の非常勤講師を両立する新たな道へ進むことを決意。店舗オープンに向けて、ZINE『起立、気をつけ、今から本屋を始めます。』を制作。会議中に栗を食べ、叱られることが多い。
がっこうはじごく
¥1,760
◆内容紹介 学校って変な場所だよね 生徒はつまらない校則を守る。教員はつまらない装いをする。お互いが茶番劇であることを承知のうえで、多くの教室はそうやって均されている。 学校ぎらいだった大人と、学校ぎらいの子どものためのエッセイ集ーー。 ◆目次 あなたの話 とびきりのくだらなさで とても気楽で ひらかれている 名前がある 安心できてつまらない ちいさな箱 いまここで ふたりの幽霊 たったひとりに 問い直す 先生じゃない 雑談なんて 止まり木から 学校という引力 口が悪い だれとしてそこにいるのか とりどりのコートと赤い耳 春の匂いがわからない あとがき ◆著者紹介 堀 静香 (ホリ シズカ) (著) 1989年神奈川県生まれ。歌人、エッセイスト。「かばん」所属。上智大学文学部哲学科卒。中高国語科非常勤講師。著書にエッセイ集『せいいっぱいの悪口』(百万年書房)、第一歌集『みじかい曲』(左右社)。
中学生のためのテストの段取り講座
¥1,430
【内容紹介】 さて、今日は何をしようかな! 「テスト勉強」で段取りを覚えると、人生が楽しくなる! 学校では教えてくれない、世界が変わる魔法の「時間割り」の組み立て方。 13歳の中学生、アオちゃんから出たSOS「テスト勉強のやり方がちょっとわからない…」 という言葉を受けたお父さんが、「テスト勉強の極意」を皆に伝える。 塾にも行かず、勉強時間を大幅に増やすこともなく、テストで点を取ることなどできるのだろうか。 果たしてその極意とは「段取り」にあった。 「テスト勉強のスケジュール表」を作って、日課をこなしたアオちゃんは その後、五教科の合計点数が自己ベストを更新。 勉強のための勉強ではなく、生きるための勉強を多角的に伝える、著者初の「参考書」! おとなが読んだらもう遅い…⁉ もう一つの「勉強の哲学」。 【目次】 はじめに ▼その1 テストとは何か? ▼その2 段取りとは何か? ▼その3 大人とは何か? ▼その4 全体量を把握すると、不安がなくなる ▼その5 スケジュール表の作り方 ▼その6 自立のための段取り講座 ▼その7 学校でお金の稼ぎ方を教えない理由 ▼その8 将来の夢は置いといて、将来の現実を具体的に見る ▼その9 自分で会社をつくってみよう ▼その10 あなたはお金です 【著者紹介】 坂口恭平 (サカグチキョウヘイ) (著) 1978年、熊本県生まれ。料理家、作家、建築家、音楽家、画家。2001年、 早稲田大学理工学部建築学科卒業。2004年、路上生活者の住居を収めた写真 集『0円ハウス』を刊行。2008年、それを元にした『TOKYO 0円ハウス 0円生 活』で文筆家デビュー。2014年『徘徊タクシー』で三島由紀夫賞候補、『幻 年時代』で第35回熊日出版文化賞、2016年『家族の哲学』で第57回熊日文学 賞を受賞。著書に『cook』『自分の薬をつくる』『お金の学校』『ゼロから 始める都市型狩猟採集生活』『現実宿り』『よみぐすり』など。
「これくらいできないと困るのはきみだよ」?
¥2,255
【内容紹介】 ■本書の概要 社会や労働にある一元的な能力主義や「傷つき」について、組織開発者として日々論じている勅使川原真衣さんが、教育・福祉の専門家・実践家と対談。学校をめぐる際限なき「望ましさ」の背景にどんな傷つきや焦りがあるのかを探り、一元的な能力主義をほぐしていくための糸口を考えました。 ■本書からわかること 1.環境や関係性を無視した能力観の果てに 日々さまざまな能力の必要性が訴えられていますが、それらは非常に移ろいやすいものです。労働の世界に目を向ければ、「新卒で必要な能力」が時代とともに移ろいますが、能力とは個人に宿るものではなく、環境との関係に左右されます。 そして、教育の現場でも、「コミュニケーション能力」「非認知能力」「指導力」という表現に、こうした一元的な能力主義の片鱗を見つけることは難しくありません。 例えば、「これくらいできないと困るのはきみだよ」。言ったり、言われたりしたことのある人は多いでしょう。学校で相手や自分に「これくらいできないと困るのはきみだ」と言いたくなるときには、どのような社会で生きることが想定されているでしょうか。 2.「これくらい」が規定する社会は存在するのか 本書の編著者である勅使川原さんは、「能力とは個人に宿るものではなく、他者や環境との関係の中で発揮されるのではないか」と提案します。 本書では、「これくらいできないと」に表現される焦りが、昨今の学校をめぐる状況への合理化として表れているのではないかと仮定し、どうすれば一元的な能力主義という“自縄自縛”をほぐしていけるのかを議論します。 3.「学校だけが変わったって意味はない」? 「学校がいくら個性を大切にしても、その先で生きていく社会が変わらなければ、結局困るのは子どもたちではないか?」――こうした不安も生じるかもしれません。しかしながら、不登校児童生徒が30万人を超える今、このまま進んでいったとして、学校は子どもたちにとって、そして先生にとって、どんな場所になりうるでしょうか。私たちは、なに「から」始めていけそうでしょうか。4つの語り合いを通して、学校にある大人や子どもの傷つき・葛藤をつぶさに見つめながら、糸口をいっしょに考えていくための1冊です。 対談1 声を聞かれるということ(野口晃菜) 対談2 学校でケアし、ケアされるということ(竹端 寛) 対談3 学校がそうせざるを得ない合理性を追って(武田 緑) 対談4 言っても癒えない?――学校という職場で(川上康則) ■こんなときにおすすめ ・自分や同僚、子どもに対して「これくらいできないと……」と言いたくなるとき ・子どもの個性やとがりを大切にしたいけど、それが子どものためになるのか不安なとき ・学校や教室の「○○力」や能力主義について考え直したくなったとき ・先生同士や子どもに向けられる一元的な能力主義について考え直したくなったとき 【目次】 はじめに 対談1 声を聞かれるということ(野口晃菜) 対談2 学校でケアし、ケアされるということ(竹端 寛) 対談3 学校がそうせざるを得ない合理性を追って(武田 緑) 対談4 言っても癒えない?――学校という職場で(川上康則) おわりに 【著者紹介】 勅使川原真衣 (テシガワラマイ) (編著) 組織開発研究者 東京大学大学院教育学研究科修了。BCGやヘイ グループなどのコンサルティングファーム勤務を経て、独立。教育社会学と組織開発の視点から、能力主義や自己責任社会を再考している。2020年より乳がん闘病中。著書に『「能力」の生きづらさをほぐす』(どく社)、『働くということ』(集英社新書)、『職場で傷つく リーダーのための「傷つき」から始める組織開発』(大和書房)。 野口晃菜 (ノグチアキナ) (著) 博士(障害科学)/一般社団法人UNIVA理事 小学校講師、障害のある方の教育と就労支援に取り組む企業の研究所長を経て、一般社団法人UNIVA理事。学校、教育委員会、企業などと共にインクルージョンの実現を目指す。文部科学省「新しい時代の特別支援教育の在り方に関する有識者会議」「通常の学級に在籍する障害のある児童生徒への支援の在り方に関する検討委員会」委員、経済産業省産業構造審議会委員、東京都生涯学習審議会委員、日本ポジティブ行動支援ネットワーク理事など。 竹端寛 (タケバタヒロシ) (著) 兵庫県立大学環境人間学部教授 博士(人間科学)。現場(福祉、地域、学生)とのダイアローグの中からオモロイ何かを模索しようとする、産婆術的触媒と社会学者の兼業。子育てをしながら、福祉やケアについて研究。専門は福祉社会学、社会福祉学。 武田緑 (タケダミドリ) (著) 学校DE&Iコンサルタント・Demo代表 学校における【DE&I(多様性・公正・包摂)】をテーマに、研修・講演・執筆、ワークショップやイベントの企画運営、学校現場や教職員への伴走サポート、教育運動づくり等に取り組む。全国の教職員らと共にNPO法人 School Voice Projectを立ち上げ、現在は理事兼事務局長として活動に従事している。 川上康則 (カワカミヤスノリ) (著) 東京都杉並区立済美養護学校主任教諭 公認心理師、臨床発達心理士、特別支援教育士スーパーバイザー。NHK Eテレ『ストレッチマンV』『ストレッチマン・ゴールド』番組委員。立教大学卒業、筑波大学大学院修了。肢体不自由、知的障害、自閉症、ADHDやLDなどの障害のある子に対する教育実践を積むとともに、地域の学校現場や保護者などからの 「ちょっと気になる子」への相談支援にも携わる。
子どものことを子どもにきく
¥792
【内容紹介】 著者が年に1回、息子にインタビューする。3歳から10歳に成長する子どもの世界観をとらえた新鮮な試み。意表をつく受け答えは驚きと笑いの連続。 この本を読まなければ気づけなかった 必ず試したくなる 子どもの頭の中を覗く方法 小さい子がいる家庭には絶対勧めたい 知る人ぞ知る育児エッセイの名著 インタビューのコツ ・子どもだからおもしろいことを言うと期待してはいけない ・子どもだからわからないだろう、答えられないだろうと甘く見ない ・大人なりの都合のいいところに誘導しようとしない ・大人がすでに答えを知っていることをわざわざたずねない ・大人もわからないことは「わからない」という etc. (本文208ページより) 【目次】 はじめに Ⅰ 八年間のインタビュー 1 〈三歳の隆さん〉神を語る――一九八九年六月 2 〈四歳の隆さん〉仕事を語る――一九九〇年五月 3 〈五歳の隆さん〉迷えるときを語る――一九九一年六月 4 〈六歳の隆さん〉保育園を語る――一九九二年六月 5 〈七歳の隆さん〉お金を語る――一九九三年六月 6 〈八歳の隆さん〉スポーツを語る――一九九四年六月 7 〈九歳の隆さん〉教科書を語る――一九九五年六月 8 〈一〇歳の隆さん〉来た道をふりかえる――一九九六年七月 Ⅱ 子どもと対話する意味――インタビューをして考えたこと 1 聖地サールナートで考えたこと 2 子どもはブッダに似ている 3 子どもインタビューのすすめ 4 インタビューの勘どころ あとがき 新潮OH!文庫版のためのあとがき ちくま文庫のためのあとがき 【著者紹介】 杉山 亮 (スギヤマ アキラ) 1954年東京生まれ。1976年、都の公立保育園の第一号男性保育者として、伊豆諸島の利島保育園で働く。以後83年まで各地の保育園・幼稚園に勤務。その後、おもちゃ作家として「おもちゃいろいろ・なぞなぞ工房」を主宰し、現在は山梨県北杜市の高原で児童書の執筆およびストーリーテラー(児童文学原作者)として活動中。 主な著書に「あなたも名探偵シリーズ」(偕成社)、「青空晴之助」(フレーベル館)、「のっぺらぼう」(ポプラ社)ほか多数。
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ブタコヤブックス 船張真太郎
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第541222503200号