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起立、気をつけ、今から本屋を始めます。/ブタコヤブックス
¥880
◆内容紹介 小学校の教員を16年間勤めた著者が本屋を始めようと決意してから、物件を決定し、小学校教諭を退職するまでの期間に書き溜めた開業日記を、一冊の本にまとめました。 表紙のブタさんの絵は、バナナジュースをご馳走するという条件と引き換えに、娘が描いてくれました。裏に潜むブタさんは、便乗した息子によるものです。 ◆著者紹介 船張真太郎(フナバリシンタロウ)(著) 愛知県名古屋市の新刊書店「ブタコヤブックス」店主(令和7年7月OPEN)。16年勤めた小学校教諭を退職し、書店経営と小学校の非常勤講師を両立する新たな道へ進むことを決意。店舗オープンに向けて、ZINE『起立、気をつけ、今から本屋を始めます。』を制作。会議中に栗を食べ、叱られることが多い。
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【シールセット】起立、気をつけ、今から本屋を始めます。
¥1,100
※ こちらは本とシールがセットになっている商品です。 ◆内容紹介 小学校の教員を16年間勤めた著者が本屋を始めようと決意してから、物件を決定し、小学校教諭を退職するまでの期間に書き溜めた開業日記を、一冊の本にまとめました。 表紙のブタさんの絵は、バナナジュースをご馳走するという条件と引き換えに、娘が描いてくれました。裏に潜むブタさんは、便乗した息子によるものです。 ◆著者紹介 船張真太郎(フナバリシンタロウ)(著) 愛知県名古屋市の新刊書店「ブタコヤブックス」店主(令和7年7月OPEN)。16年勤めた小学校教諭を退職し、書店経営と小学校の非常勤講師を両立する新たな道へ進むことを決意。店舗オープンに向けて、ZINE『起立、気をつけ、今から本屋を始めます。』を制作。会議中に栗を食べ、叱られることが多い。
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「これくらいできないと困るのはきみだよ」?
¥2,255
【内容紹介】 ■本書の概要 社会や労働にある一元的な能力主義や「傷つき」について、組織開発者として日々論じている勅使川原真衣さんが、教育・福祉の専門家・実践家と対談。学校をめぐる際限なき「望ましさ」の背景にどんな傷つきや焦りがあるのかを探り、一元的な能力主義をほぐしていくための糸口を考えました。 ■本書からわかること 1.環境や関係性を無視した能力観の果てに 日々さまざまな能力の必要性が訴えられていますが、それらは非常に移ろいやすいものです。労働の世界に目を向ければ、「新卒で必要な能力」が時代とともに移ろいますが、能力とは個人に宿るものではなく、環境との関係に左右されます。 そして、教育の現場でも、「コミュニケーション能力」「非認知能力」「指導力」という表現に、こうした一元的な能力主義の片鱗を見つけることは難しくありません。 例えば、「これくらいできないと困るのはきみだよ」。言ったり、言われたりしたことのある人は多いでしょう。学校で相手や自分に「これくらいできないと困るのはきみだ」と言いたくなるときには、どのような社会で生きることが想定されているでしょうか。 2.「これくらい」が規定する社会は存在するのか 本書の編著者である勅使川原さんは、「能力とは個人に宿るものではなく、他者や環境との関係の中で発揮されるのではないか」と提案します。 本書では、「これくらいできないと」に表現される焦りが、昨今の学校をめぐる状況への合理化として表れているのではないかと仮定し、どうすれば一元的な能力主義という“自縄自縛”をほぐしていけるのかを議論します。 3.「学校だけが変わったって意味はない」? 「学校がいくら個性を大切にしても、その先で生きていく社会が変わらなければ、結局困るのは子どもたちではないか?」――こうした不安も生じるかもしれません。しかしながら、不登校児童生徒が30万人を超える今、このまま進んでいったとして、学校は子どもたちにとって、そして先生にとって、どんな場所になりうるでしょうか。私たちは、なに「から」始めていけそうでしょうか。4つの語り合いを通して、学校にある大人や子どもの傷つき・葛藤をつぶさに見つめながら、糸口をいっしょに考えていくための1冊です。 対談1 声を聞かれるということ(野口晃菜) 対談2 学校でケアし、ケアされるということ(竹端 寛) 対談3 学校がそうせざるを得ない合理性を追って(武田 緑) 対談4 言っても癒えない?――学校という職場で(川上康則) ■こんなときにおすすめ ・自分や同僚、子どもに対して「これくらいできないと……」と言いたくなるとき ・子どもの個性やとがりを大切にしたいけど、それが子どものためになるのか不安なとき ・学校や教室の「○○力」や能力主義について考え直したくなったとき ・先生同士や子どもに向けられる一元的な能力主義について考え直したくなったとき 【目次】 はじめに 対談1 声を聞かれるということ(野口晃菜) 対談2 学校でケアし、ケアされるということ(竹端 寛) 対談3 学校がそうせざるを得ない合理性を追って(武田 緑) 対談4 言っても癒えない?――学校という職場で(川上康則) おわりに 【著者紹介】 勅使川原真衣 (テシガワラマイ) (編著) 組織開発研究者 東京大学大学院教育学研究科修了。BCGやヘイ グループなどのコンサルティングファーム勤務を経て、独立。教育社会学と組織開発の視点から、能力主義や自己責任社会を再考している。2020年より乳がん闘病中。著書に『「能力」の生きづらさをほぐす』(どく社)、『働くということ』(集英社新書)、『職場で傷つく リーダーのための「傷つき」から始める組織開発』(大和書房)。 野口晃菜 (ノグチアキナ) (著) 博士(障害科学)/一般社団法人UNIVA理事 小学校講師、障害のある方の教育と就労支援に取り組む企業の研究所長を経て、一般社団法人UNIVA理事。学校、教育委員会、企業などと共にインクルージョンの実現を目指す。文部科学省「新しい時代の特別支援教育の在り方に関する有識者会議」「通常の学級に在籍する障害のある児童生徒への支援の在り方に関する検討委員会」委員、経済産業省産業構造審議会委員、東京都生涯学習審議会委員、日本ポジティブ行動支援ネットワーク理事など。 竹端寛 (タケバタヒロシ) (著) 兵庫県立大学環境人間学部教授 博士(人間科学)。現場(福祉、地域、学生)とのダイアローグの中からオモロイ何かを模索しようとする、産婆術的触媒と社会学者の兼業。子育てをしながら、福祉やケアについて研究。専門は福祉社会学、社会福祉学。 武田緑 (タケダミドリ) (著) 学校DE&Iコンサルタント・Demo代表 学校における【DE&I(多様性・公正・包摂)】をテーマに、研修・講演・執筆、ワークショップやイベントの企画運営、学校現場や教職員への伴走サポート、教育運動づくり等に取り組む。全国の教職員らと共にNPO法人 School Voice Projectを立ち上げ、現在は理事兼事務局長として活動に従事している。 川上康則 (カワカミヤスノリ) (著) 東京都杉並区立済美養護学校主任教諭 公認心理師、臨床発達心理士、特別支援教育士スーパーバイザー。NHK Eテレ『ストレッチマンV』『ストレッチマン・ゴールド』番組委員。立教大学卒業、筑波大学大学院修了。肢体不自由、知的障害、自閉症、ADHDやLDなどの障害のある子に対する教育実践を積むとともに、地域の学校現場や保護者などからの 「ちょっと気になる子」への相談支援にも携わる。
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はじめに子どもありき
¥1,760
【内容紹介】 「授業というのは、この私が目の前の子どもとともに創っていくものである」と提案する著者の子ども観、授業観をまとめた名著を新装。 【目次】 ま え が き 第一章 教育は信頼から 一 人間として善なるものへの信頼 二 親の信頼 三 教師の信頼 第二章 子ども観の問い直し 一 能動的学習者としての信頼 二 能動的学習者観に立った学校 三 能動的学習者観への転換 第三章 はじめに子どもありき 一 子どもの事実に立つ 二 子どもの事実に立つ授業 三 子どもが自分に素直になる 第四章 子どもを理解する 一 外からの理解 二 内からの理解 三 子どもを見つめる教師の目 第五章 学習・生活の主体者 一 教師の指示 二 子どもの自己決定 三 自分の問題に出会う 四 教師のかかわり 第六章 学ぶ者の論理と学んだ者の論理 一 学ぶ者の論理と学んだ者の論理 二 学ぶ者の論理に添った授業 第七章 授業観の変革 一 教師主導の授業 二 子どもと共に創る授業 第八章 個性が生きる授業 一 個性のとらえ方 二 個性的追究の保障 三 個性理解への接近 第九章 個別学習の方法 一 一斉指導の問題点 二 個別学習の本質 三 様々な個人差観に基づいた支援の方法 四 ガニエの学習階層理論 五 適性処遇交互作用 第十章 教師の資質と役割 一 問題に正対し、苦悩する教師 二 子どもを陰で支える教師 三 子どもを人間として尊重する教師 四 潜在的カリキュラムとしての教師の姿勢・態度 五 子どもから期待される教師像 あ と が き
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中学生のためのテストの段取り講座
¥1,430
【内容紹介】 さて、今日は何をしようかな! 「テスト勉強」で段取りを覚えると、人生が楽しくなる! 学校では教えてくれない、世界が変わる魔法の「時間割り」の組み立て方。 13歳の中学生、アオちゃんから出たSOS「テスト勉強のやり方がちょっとわからない…」 という言葉を受けたお父さんが、「テスト勉強の極意」を皆に伝える。 塾にも行かず、勉強時間を大幅に増やすこともなく、テストで点を取ることなどできるのだろうか。 果たしてその極意とは「段取り」にあった。 「テスト勉強のスケジュール表」を作って、日課をこなしたアオちゃんは その後、五教科の合計点数が自己ベストを更新。 勉強のための勉強ではなく、生きるための勉強を多角的に伝える、著者初の「参考書」! おとなが読んだらもう遅い…⁉ もう一つの「勉強の哲学」。 【目次】 はじめに ▼その1 テストとは何か? ▼その2 段取りとは何か? ▼その3 大人とは何か? ▼その4 全体量を把握すると、不安がなくなる ▼その5 スケジュール表の作り方 ▼その6 自立のための段取り講座 ▼その7 学校でお金の稼ぎ方を教えない理由 ▼その8 将来の夢は置いといて、将来の現実を具体的に見る ▼その9 自分で会社をつくってみよう ▼その10 あなたはお金です 【著者紹介】 坂口恭平 (サカグチキョウヘイ) (著) 1978年、熊本県生まれ。料理家、作家、建築家、音楽家、画家。2001年、 早稲田大学理工学部建築学科卒業。2004年、路上生活者の住居を収めた写真 集『0円ハウス』を刊行。2008年、それを元にした『TOKYO 0円ハウス 0円生 活』で文筆家デビュー。2014年『徘徊タクシー』で三島由紀夫賞候補、『幻 年時代』で第35回熊日出版文化賞、2016年『家族の哲学』で第57回熊日文学 賞を受賞。著書に『cook』『自分の薬をつくる』『お金の学校』『ゼロから 始める都市型狩猟採集生活』『現実宿り』『よみぐすり』など。
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どっち?
¥1,320
【内容紹介】 「だんごむしとかたつむり、うまれかわるならどっち?」 「ぼうしとパンツ、かぶりたいのどっち?」 「あかちゃんパンダとじゃがいも、だっこしたいのどっち?」 ひたすら二択の質問がとんでくる、参加型の絵本。 教室で読むと盛り上がること間違いなし。 【著者紹介】 ひろたあきら (ヒロタアキラ) 1989年愛知県額⽥郡幸⽥町⽣まれ。吉本興業所属の絵本作家。2019年2⽉に刊⾏したデビュー作『むれ』(KADOKAWA)が「第12回MOE絵本屋さん⼤賞2019」の新⼈賞第1位、「第7回積⽂館グループ絵本⼤賞」第1位、「第3回未来屋えほん⼤賞」の第3位に選ばれるなど多くの絵本賞を受賞。その後も第2作『いちにち』(KADOKAWA)、『ぐるぐるぴ』(講談社)、『にゃおにゃおにゃお』『ちんぽうがき』(ヨシモトブックス)など、精⼒的に活動を続けている。2021年、幸⽥町絵本⼤使に就任。絵本を⽤いたワークショップや読み聞かせ会を積極的に⾏う。
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子どものことを子どもにきく
¥792
【内容紹介】 著者が年に1回、息子にインタビューする。3歳から10歳に成長する子どもの世界観をとらえた新鮮な試み。意表をつく受け答えは驚きと笑いの連続。 この本を読まなければ気づけなかった 必ず試したくなる 子どもの頭の中を覗く方法 小さい子がいる家庭には絶対勧めたい 知る人ぞ知る育児エッセイの名著 インタビューのコツ ・子どもだからおもしろいことを言うと期待してはいけない ・子どもだからわからないだろう、答えられないだろうと甘く見ない ・大人なりの都合のいいところに誘導しようとしない ・大人がすでに答えを知っていることをわざわざたずねない ・大人もわからないことは「わからない」という etc. (本文208ページより) 【目次】 はじめに Ⅰ 八年間のインタビュー 1 〈三歳の隆さん〉神を語る――一九八九年六月 2 〈四歳の隆さん〉仕事を語る――一九九〇年五月 3 〈五歳の隆さん〉迷えるときを語る――一九九一年六月 4 〈六歳の隆さん〉保育園を語る――一九九二年六月 5 〈七歳の隆さん〉お金を語る――一九九三年六月 6 〈八歳の隆さん〉スポーツを語る――一九九四年六月 7 〈九歳の隆さん〉教科書を語る――一九九五年六月 8 〈一〇歳の隆さん〉来た道をふりかえる――一九九六年七月 Ⅱ 子どもと対話する意味――インタビューをして考えたこと 1 聖地サールナートで考えたこと 2 子どもはブッダに似ている 3 子どもインタビューのすすめ 4 インタビューの勘どころ あとがき 新潮OH!文庫版のためのあとがき ちくま文庫のためのあとがき 【著者紹介】 杉山 亮 (スギヤマ アキラ) 1954年東京生まれ。1976年、都の公立保育園の第一号男性保育者として、伊豆諸島の利島保育園で働く。以後83年まで各地の保育園・幼稚園に勤務。その後、おもちゃ作家として「おもちゃいろいろ・なぞなぞ工房」を主宰し、現在は山梨県北杜市の高原で児童書の執筆およびストーリーテラー(児童文学原作者)として活動中。 主な著書に「あなたも名探偵シリーズ」(偕成社)、「青空晴之助」(フレーベル館)、「のっぺらぼう」(ポプラ社)ほか多数。
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エパミナンダス
¥1,760
【内容紹介】 てのひらにのる小さなお話集です。幼児から小学校中・高学年までたのしめる日本や外国の昔話、創作、わらべうた、指遊びなどを数編ずつ収録しています。いずれも実際に子どもたちに語った経験をもとに編集されています。 【収録作品】 ・エパミナンダス (ブライアント作) ・こぶたが一匹…… (指あそび 中川李枝子作) ・かしこいモリー (イギリスの昔話) ・おいしいおかゆ (グリム昔話) ・くまさんのおでかけ (中川李枝子作) ・ブドーリネク (チェコの昔話) ・スヌークスさん一家 (ウィリアムズ作) ・ぼくのおまじない (人形げき 中川李枝子作) ・十二のつきのおくりもの (スロバキアの昔話) ・森の花嫁 (フィンランドの昔話) ・なぞなぞ (中川李枝子作)
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一年一組せんせいあのね こどものつぶやきセレクション
¥1,650
【内容紹介】 鹿島和夫と担任した小学校一年生たちとの、いわば交換日記であった「あのね帳」からセレクト。笑いをさそうもの、胸をうつもの…こどもたちから生まれた生のことばがヨシタケシンスケの絵とタッグを組み、新たに心をゆさぶる。 【著者紹介】 鹿島和夫 (カシマカズオ) (著) 1935年大阪府に生まれる。神戸大学教育学部卒業後、神戸市小学校の教員として勤務し、主に一年生を担任。日記ノート《あのね帳》をとおして、表現活動の実践に取り組む。学級ドキュメンタリー「一年一組」は芸術祭優秀賞を「さよならダックス先生ー大震災をくぐりぬけてー」は芸術作品賞・民間放送連盟賞最優秀賞を受賞し、ユニークな学級づくりが反響をよぶ。第14回北原白秋賞、第44回読売教育賞最優秀賞を受賞。著書に「一年一組せんせいあのね」全4巻「1ねん1くみ子どもの詩の本」全10巻(理論社)など。2023 年没。 ヨシタケシンスケ (ヨシタケシンスケ) (絵) 1973年神奈川県に生まれる。筑波大学大学院芸術研究科総合造形コース修了。『りんごかもしれない』で産経児童出版文化賞美術賞などを『もうぬげない』でボローニャ・ラガッツィ賞特別賞などを『つまんない つまんない』の英語版『The Boring Book』でニューヨーク・タイムズ最優秀絵本賞を受賞。ほか作品に『思わず考えちゃう』『あんなに あんなに』『かみはこんなに くちゃくちゃだけど』『日々臆測』『ぼくはいったい どこにいるんだ』など多数。2022年には巡回展「ヨシタケシンスケ展かもしれない」がスタート。
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生きる力が湧いてくる
¥1,980
【内容紹介】 版元ドットコム「版元日誌」(https://www.hanmoto.com/nisshi1118)で大反響を巻き起こした、『USO』誌編集長にしてrn press社主・野口理恵の初著作。 「私は母と兄を自死で亡くしている。父も十代で他界し、祖父母はもういない。一度結婚をして息子がいるが親権は離婚した元夫がもっている。私はおそらく多くの人がもつ家族観をもっていない。おそらくこれからももつことはできない。」「顔の見えない読者が、ひとりでも、ふたりでも、生きたいと強く思えるような本づくりを(私は)したい」(本文より) 暮らしレーベル第7弾。 【目次】 昼間に風呂に入る 家族 生きる力が湧いてくる 酔う 大切なあなた 祝祭の日々 USO かわいいあの子 優しい兄 テニスが下手な女の子 夜、空を見上げる USO Nの起源 USO 見えないアングル 正月嫌い 朝、虎ノ門で仕事を終える 遠くに住んでいるあの子 自由の証 今日も吉祥寺のルノアールで 太く、長く、濃く しあわせの、となりにあるもの それよりぼくと踊りませんか 発声のすばらしさ 中華料理とお節介 居場所をくれてありがとう 物語のはじまりには、ちょうどいいのさ あなたと私のあいだにあるもの USO Nのお葬式 あとがき 【著者紹介】 野口 理恵 (ノグチ リエ) 一九八一年、埼玉県熊谷市生まれ。文芸誌「USO」編集長。rn pressの編集者として書籍を制作する傍らで、文筆活動を行う。健康体。
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偏愛
¥1,000
【内容紹介】 わたしは愛情がでかい。あらゆるものを全力で愛している。突然目覚めたみょうがのおいしさ、旅先で入るスーパーマーケット、コンビニの白たい焼き、ひとりの夜に食べる冷凍餃子。「偏愛」をひたすら綴ったエッセイZINE。 【著者紹介】 かわにしあみ オンライン書店の開業をめざしながらZINEを制作しています。『どういうわけかドタバタ旅』『偏愛』各地イベント・通販(https://takanamishoten.booth.pm)で販売中。(著者Xより)
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らせんの日々 作家、福祉に出会う
¥1,980
【内容紹介】 「福祉に従事することは、多かれ少なかれ、“らせん”のようなものである」 数十年に渡り福祉の道に従事してきたひとりの職員が、福祉と「支援」について書き残した一文である。 障害者支援や高齢者福祉など多様な分野の事業所を運営する社会福祉法人、南山城学園。そこで著者が出会ったのは、この社会がより生きやすいものになっていくためのヒントに溢れた、“最先端”の風景だった。 素朴だが、やさしく、やわらかい空間。 丁寧かつ創意工夫に満ちた、細やかな支援。 データをとり、その分析によって得られたエビデンスに基づいた取り組み。 日々の実践をふりかえって研究し、言葉にすることを重視する活動。 答えのない、複雑な事柄について話し合うことができる空気。 利用者の生きがいに寄り添い、そのひとの人生に思いを巡らせることのできる想像力。 支援しつづけるために支え合う、職員どうしのフラットな関係性。 ーーそれらの根底に流れ、職員全体に浸透する「人を大事にする」という意識。 自分を取り巻く暮らしを少しずつ変えていくことで幸福へと近づいていく自らの軌跡を描いたベストセラー『私の生活改善運動 THIS IS MY LFE』。その著者・安達茉莉子が次に描くのは、誰もが人間らしく生きることができる世界を目指す「福祉」の現場。上から見れば、堂々めぐりのように見え、横から眺めれば後退しているようにも見える。でも、踏み出した一歩によって、わずかに、高みへと上がっている。そんな“らせん”のような日々を、福祉の現場ではたらく職員の語りを通して描いたエッセイ。 【目次】 プロローグ ここは利用者さんたちが暮らす場所 第1章 クリエイティブな風景、丁寧な支援 第2章 福祉の現場で、自分を表現できた 第3章 その人の人生に思いを巡らせること 第4章 主体性を育てるあたらしい保育 第5章 変化に気づかなければ命にかかわる仕事 第6章 「誰でもできること」をプロフェッショナルに 第7章 知ろうとしないと、歩み寄ることもできない世界 第8章 地域交流から生まれるエンパワーメント 第9章 関係から降りないために 第10章 わからなさを大切に、複雑性と向き合う エピローグ この道が永くつづくように 【著者】 安達 茉莉子 (アダチ マリコ) (著) 作家、文筆家。大分県日田市生まれ。防衛省勤務、限界集落での生活、英国大学院留学などを経て、言葉と絵による表現の世界へ。自己の解放、記憶、旅、セルフケアなど、「生」をテーマにした執筆をつづける。著書に『毛布 - あなたをくるんでくれるもの』(玄光社)、『私の生活改善運動 THIS IS MY LIFE 』(三輪舎)、『臆病者の自転車生活』(亜紀書房)、『世界に放りこまれた』(twililight)など。 Web : https://mariobooks.com/ X/Instagram : andmariobooks
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はじめてかいたじぶんのかお2025
¥880
【内容紹介】 幼稚園に通う3歳から5歳ぐらいまでのこどもが「人間の顔」を描くと、大抵は顔から手や脚が生えた絵になります。 これは「頭足人」と呼ばれ、万国共通の現象だそうです。 何故、顔から手脚が生えるのかは今も深い謎に包まれたミステリーです。 そして、5歳から6歳になるこどもの描く顔から、手と脚が消える時がやってきます。 その一瞬を狙って、こどもに自分の顔を描いてもらいました。 鏡の中の自分の顔をじっくり見て描く。 顔の形はどんな? 耳は? 目は? 口は? 歯は? まゆげはどんな風に毛が生えてるのかな? こうしてじっくりと自分の顔を観察して描いた「初めて描いた自分の顔」はどの絵も傑作ぞろいです。 そして、一生に一度しか描けない貴重なその子の人生の記録です。 顔の絵と一緒に書いてある言葉は、その子が、自分の顔を描き終えた後の感想です。 【版元より】 こどもの持つ可能性は永遠であり、無限だ。 その可能性に手を差し伸べ、大海原へと誘うのがおとなである。 しかし、その可能性を小さな箱に閉じ込めて海の底へ沈めてしまうのもおとなだ。 おとなは常にこどもに成長を求める。 こどもに成長を求めるならば、おとなは自らも成長しなくてはならない。 私たちは幼稚園を巣立ってゆくこどもに声をかける。 小学生になる君へ 小学生になって、足し算が苦手だったら、字を書くことが上手な人になってください。 字を書くことが苦手だったら、歌を上手に歌える人になってください。 歌が苦手だったら、誰よりも速く走って運動会でヒーローになってください。 走るのが苦手だったら、虫について詳しい人になってください。 虫が苦手だったら、花を咲かせるのが上手な人になってください。 花が苦手だったら、生き物を育てるのが上手な人になってください。 生き物が苦手だったら、机と椅子を自分で作れる人になってください。 それが苦手だったら、美しい景色を絵に描ける人になってください。 絵が苦手だったら、たくさん給食を食べる人になってください。 それが苦手だったら、クラスでいつも面白いことを言ってみんなを笑わせてください。 それが苦手だったら、本を読んでください。たくさんたくさん読んでください。 そこで私たちは自らに問いかける。 こどもたちにどんな本を読めというのだと。 その答えにたどり着くには、私たちはこどもから多くのことを学ばなくてはならない。 その学びの中から、私たちはこどもを理解し、お互いが成長し、想像力を高めていく。 そして、その先にこどもと力を合わせて作った一冊の本が存在する。 そんな理想を鎌倉の小さな幼稚園から発信するものである。 2023年8月31日 江ノ島ともだち幼稚園 ENOTOMO
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随風01
¥1,980
【内容紹介】 文学フリマや独立系書店の店頭を席巻する随筆/エッセイムーブメントに呼応する文芸誌、ついに創刊! 本誌『随風』は書き手/読者の随筆にかける思いに寄り添って船出する小舟です。 随筆の風が吹く限り、どこまででもともに旅しましょう(年2回刊行予定)。 【目次】 巻頭随筆 宮崎智之 船出にあたって 平林緑萌 随筆特集「友だち」 浅井音楽 海猫沢めろん オルタナ旧市街 かしま 岸波龍 早乙女ぐりこ ササキアイ 作田優 鈴木彩可 竹田信弥 友田とん 西一六八 野口理恵 批評 柿内正午 仲俣暁生 横田祐美子 座談会 城崎にて、香川にて 森見登美彦 円居挽 あをにまる 草香去来 編集していない編集者の編集後記 北尾修一