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上野さん、主婦の私の当事者研究につきあってください
¥1,870
SOLD OUTフェミニズムの第一人者と主婦のリアルが正面からぶつかる前代未聞の対話
家事、育児、夫との関係、ママ友社会--誰もが通り過ぎる日常の葛藤を、フェミニズムの視点で「当事者研究」してみたら、まったく違う風景が見えてきた!
社会学者にして日本を代表するフェミニスト・上野千鶴子と、三人の子を育てる普通の主婦・森田さち。主婦が自らの人生を振り返り「なぜ私はいつも生きづらかったのか?」と問い、社会学者がそれに応答する。
幼少の頃から抱えてきた希死念慮、家庭のなかで感じた疎外感、学生時代の妊娠中絶、そのすえに得たパートナーによるモラハラ、ワンオペ育児の困難……。主婦も、働く女性も男性も「自分の問題だ」と気づかずにはいられない。笑って、泣いて、そして勇気がわいてくる、新しいフェミニズム入門にして、誰もが自分の生を問い直す一冊。
◇上野千鶴子(うえの・ちづこ)
1948年生まれ。社会学者、東京大学名誉教授、認定NPO法人ウィメンズアクションネットワーク(WAN)理事長。著書に『家父長制と資本制』『近代家族の成立と終焉』『生き延びるための思想』(以上、岩波現代文庫)、『おひとりさまの老後』(法研/文春文庫)、『ケアの社会学』(太田出版)、『女の子はどう生きるか』(岩波書店)、『挑戦するフェミニズム』(江原由美子との共編著、有斐閣)、『当事者主権 増補新版』(中西正司との共著、岩波新書)、『アンチ・アンチエイジングの思想』(みすず書房)など多数。
◇森田さち(もりた・さち)
1985年生まれ。慶應義塾大学在学中に夜職経験。卒業後、一般職を経て結婚し専業主婦に。3人の子を出産し子育てに専念した20代を経てライターになり、現在はYouTube運営やイベント企画、若者の居場所づくりなどを行う。若い頃から希死念慮を抱いていたこと、家庭における女性の困難を身をもって痛感したことなどからフェミニズムや当事者研究に出逢い、勉強中。ペンネームの「森田さち」には、先人のフェミニストへの感謝と敬意が込められており「森崎和江の森、田中美津の田、信田さよ子のさ、上野千鶴子のち」で構成されている。





