私たちにはことばがあった vol.1〈政治と私〉
¥1,100
【版元より】
政治の話はしてはいけないと、言う人がいる。だけど、私たちが今いちばんしたいのは、政治の話なのではないだろうか。
(「はじめに」より)
不安定な政治情勢の中、制作期間1か月で編まれた執筆者9人によるアンソロジーZINE。「政治をどうすべきか」という議論のもっともっと手前にある、「今、どうやってこの日々を過ごしていますか?」という安達茉莉子さん(本ZINE発案者)の呼びかけに応答して、それぞれの暮らしからまなざす政治やデモのこと、ゆらぐ日々の中で言葉にした「今このとき」のエッセイ集。
生活しているだけで、私たちは政治のなかにいる。生活と政治は地続きである。生活を語るように、政治について語ることができる。そのための言葉を私たちはすでに持っていることに、語りたがっていることに、9人の文章を読みながら気づく。
人を焚き付けず、正しさを押し付けず、ただ「ここで生きている」とペンライトのように言葉を灯す。それに呼応するように灯りが増えていく。このZINEもまた、ひとりの生活者の言葉から立ち上がったデモなのだ。
それぞれのエッセイの最後には、執筆者が薦める「政治について考える本」の紹介も収録。
(紹介文:見月香織)
【目次】
はじめに ― 安達茉莉子
二〇二六年三月二十五日国会前デモ日記 ― 小指
路上の言葉 ― 西本千尋
遮光器土偶のペンライト ― 藤岡みなみ
分裂できない ― 小沼理
万作さんのかるた ― 関根愛
小さな声に導かれて ― 丹治史彦
地道なプロセスを伝え続ける ― 矢部真太
ぼくなりのデモ ― 中岡祐介
政治と私、私の政治 ― 安達茉莉子





