フランスの大学生
¥1,056
【内容紹介】
・遠藤周作没後30年企画。
・遠藤周作の作家デビュー前、最初の本。
・1950年27歳のとき、フランス現代カトリック文学研究のためリヨン大学へ留学。結核により2年半で帰国するまでのフランスでの学生生活を綴る。
・戦後間もない頃の海外生活が、作家ならではの観察力で描き出される。
・モーリヤック、ジイドなど、文学への傾倒、四季の移ろい……、旅、文学、信仰、そして孤独な中での思索が、若々しい感受性と瑞々しい文体で綴られる。
・若い魂の海外留学体験記であり、文学者・遠藤周作の原点。
・後日談として、7年後のリヨン再訪記「七年ぶりに訪れた雪の街」を増補。
・解説は、文芸評論家・エッセイストの宮崎智之氏。
【目次】
Ⅰ 四つのルポルタージュ……恋愛とフランス大学生/フランス大学生とコミュニスム/フランスにおける異国の学生たち/一九五〇年代のフランス大学生
Ⅱ 牧歌……葡萄の丘と夏の雲/ボルドオ/テレーズの影を追って
Ⅲ 四季……絵葉書の裏に/冬―霧の夜/春―日記から/夏―アルプスの陽の下で/秋―白き墓地
〈付録〉七年ぶりに訪れた雪の街
【著者プロフィール】
遠藤周作 (エンドウシュウサク)
大正十二年(一九二三)、東京に生まれ、神戸に育つ。昭和二十五年、戦後初めての留学生として渡仏、リヨン大学で留学生活を送る。昭和三十年、「白い人」により第三十三回芥川賞を受賞。昭和四十一年、『沈黙』により第二回谷崎潤一郎賞を受賞。著書は『青い小さな葡萄』『海と毒薬』『おバカさん』『火山』『人間のなかのX』『キリストの誕生』『深い河』など多数。平成七年(一九九五)、文化勲章受章。平成八年九月、死去。





